という訳で、前回バラした各パーツを洗浄、交換等していく訳ですが、クッションアームとリンクアーム自体はアセンブリーで交換(つまりセットで交換)ですので、ベアリング部分だけを注文とかできません。
見てもらうと分かりますけど、ベアリングは細い円柱状のものが縦に並ぶ感じになります。
こんな感じで
↓
で、このベアリングは何かで固定されるものじゃなく、グリスでくっついている状態。
その状態でカラーがフタになって、真ん中にボルトが通る感じになります。
なので、その部分をキレイに洗浄するということになれば、否が応にも細かい円柱状のパーツが落下することになりますから、その時にビックリしないようにw
別に壊れた訳じゃなく、これが普通です(;´∀`)
ただ、数だけは気をつけてくださいね。
一本でもなくしてしまうとアセンブリーで交換です。
マニュアル記載の料金だとクッションアームが11400円します(;・∀・)
メモってある本数を見てみると、クッションアーム側が36本×2で72本、リンクアーム側が24本×2で、48本です。
で、これらを注意しながら洗浄ですけど、パーツクリーナーなどで勢いよく吹くと飛んでっちゃいますので、小さな容器にでもためて、そこに漬け込むようにして洗浄した方がいいかもしれませんね。
もしくは灯油などでの洗浄とか。
こんな感じでキレイにしたら、内側にグリスを塗って新たにはめていきます。
ここに使ってるグリスはモリブを入れた記憶があります。
本数全部を封入できたらカラーを装着してダストシールでフタをすれば終了です。
スイングアーム自体にもベアリングがありますが、これの画像がありません…
しかしながらやっぱりダストシールだけ注文しているようですので、同じように洗浄してグリスアップ、ダストシールで仕上げていると思います。
両方並べるとこんな感じ
↓
その他プラスチックパーツなども洗浄してオーバーホール完了↓
で、このスイングアーム、よく見ると分かると思いすけど、前の部分に「ニップル」がついてるんですね。
これ、バラす前から車体を覗きこむと見えてはいたので、一体何に使うのかといつも不思議だったんです(;・∀・)
ようやくそれも判明?した訳ですけど、これはグリス注入用のものです。
ただ、こんなところからグリス入れてる人いるのかなぁ、と思ったりしました(;´∀`)
という訳で今回の交換パーツは両アーム、サイズ違いのダストシールとスイングアームのダストシールだけです。
足回り関係ということで、重要な部分でもあるので、素人がやるとなるとなかなか腰が引けそうな部類だと思いますけど、丁寧に作業すればそれほど難しい作業ではないかな?とは思います。
この辺がキレイになるとグッと気分もよくなりますし、チャレンジしてみる価値はあると思います( ´∀`)