ステアリングステムは上下にベアリングがセットされます。
上部は前回の記事「ステアリング周り その1」で書いた感じですが、下部はステム事態に取り付けます。
で、もちろんこちらもよごれてまして、
これを↓
こんな感じでキレイにしてみましたが↓
ダストシール部分に少し腐食が見られたので、この際ということで交換。
ただ、これまた大変です…(;・∀・)
とにかくあるものを活用して強引に外しにかかりますw
戦いの後
↓
そして、「その1」で解説したように、上部はフレーム側にセットしますが、下部はステム側にセットしなくてはなりません。
当然ユルユルじゃありませんから、均等に力を加えつつ、慎重に、しっかり下まで押しこむ必要があります。
そこでホームセンターで買った鉄パイプがあったのでこれを活用w
ちょっと経が大きかったので、古いレースを反対にして合わせて打ち込む感じで(・∀・)
つまり
○鉄パイプ
↓
○外した古いボールレース
↓
○新品ボールレース
↓
○ダストシール
↓
○ステアリングステム
て感じですね。
鉄パイプは直径32mmのやつです。
古いボールレースもハマってしまうことになりますが、こっちはキズがついてももう問題ないので、乱暴な外し方でもOKです。
セットが完了したら…
↓
こちらも耐水グリスたっぷりいっときます(・∀・)
あとは外した順番と逆にステアリング部に取り付けていけばOKですが、トップスレッドもステムナットもトルク指定があります。
ステムナットはトルクレンチで締め付けましたけど、トップスレッドは形状が違うのでトルクレンチ使えません。
これはメンテ本にあった
「手締めで止まってから1/10回転」
で締めました。
つまりそれほど大きな力で締めちゃダメってことです(;・∀・)
それでなくともこのスレッドやステムナット、乗っている年数が長いと自然と固く締まって行ってしまうので、ハンドリングに違和感があると感じたらこの部分を疑ってみるといいと思います。
交換したパーツ:
ステアリングヘッドダストシール
ヘッドパイプベアリング