xlr250baja レストア ステアリング周り その1

いきなりですが、むいた画像ですw

XLR250BAJA 外装外した状態


昨日も書いたようにエンジンはオーバーホール済みなので、ちょっとわかりづらいかもしれませんけどヘッドの部分、ピカピカです(;・∀・)

XLR250BAJA エンジン


ハンドルまわりもかなりの汚れっぷり

XLR250BAJA ハンドル・ステアリング周りの汚れ

ちなみにハンドルはRENTHALです。
とりあえず簡単なものからってことで、ハンドルをキレイに(・∀・)

テープとか巻いてたのでベトベト…


これが


Renthal(レンサル)の汚れたハンドル
こんな感じに(・∀・)

クリーニングしたRenthal(レンサル)のハンドル

で、以前からステアリングの「引っ掛かり」みたいなものを感じてたこともあって、ステアリング周りを分解することに。


このあたりから「全部オーバーホールしよう!」って意識に変わっていった気がしますね(・∀・)


で、マニュアル上ではステアリング周りのバラシは


○ホイール

○フロントフォーク

○ステアリング


の順番なんですけど、古いバイクの場合は恐らく間違いなくステムナットがガチガチです(;・∀・)

なのでタイヤを先にはずしてしまうと、力が入れられずに苦労すると思います。


という訳で先に上の方から分解。

ステムナットはやっぱりガチガチでどえらい大変…

ここは安物の工具とか使って舐めたりしたら一巻の終わりなので、緊張しつつ、レンチをセットしてもう片方をプラハンマーでぶっ叩きつつも慎重に作業します。


なんとか緩めてトップブリッジをはずします。

分解したXLR250BAJAのトップブリッジ

これが外れれば取り敢えずは安心…でもないんですけど
(どこのネジもきつく締まっちゃってるような状態なので)

なんとかフロントホイール周りとフォークをはずします。


この辺はネジをなめないようにだけ注意すれば、あとはひたすら外し作業です。

取り外したXLR250BAJAのフロントフォーク


なかなかの汚れっぷりです(;・∀・)

XLR250BAJAのトップブリッジ下の汚れ

順番に並べてみた図


XLR250BAJAのトップブリッジ周りの仕組み

で、取敢えず先にステア回りを仕上げます。

ダストシールを開け、コーンレース、スチームボールなど、まぁつまりベアリングですね。
を取り外して本体側を見てみると、

グリスは腐ってますし、トップボールレース(本体側のベアリングを受ける部分)部分にサビつき?

(上から)

XLR250BAJAステアのトップボールレース汚れ
(下から)

XLR250BAJAのトップボールレース汚れ下から


どうやらサビではなかったようで、全部キレイに拭きとってみると…

分かりづらいですけど、等間隔で筋が入ってしまってます。

トップボールレースに入ったキズ


触ってみてもかなり微妙ですけど、キレイにしたスチームボール(ベアリング部)を置いて回転させてみると確実に段差が伝わります。

この部分が引っ掛かりの原因だと思われたので、ボールレースを交換することに。

ただ、これまた外すの大変です(;・∀・)

なんせ専門工具とかありませんから、逆側から長いマイナスドライバーなどを使いつつ均等に叩いて慎重に外します。


注文したパーツが↓

注文したXLR250BAJAのベアリングパーツ
上が新品、下が外したものです。ピカピカ(・∀・)
左からトップボールレーススチームボールトップコーンレースです。

スチームボールを挟み込む形でクルクル回る状態になる訳ですね。


新しいレースを取り付ける時も慎重に、全体的に均等にはめていきます。

ピタッと止まったら取付OK(・∀・)

(上から)

新品トップボールレース交換(上)
(下から)

新品トップボールレース交換(下)

レースにグリスを塗ってスチームボールをセット、その上からもグリスを封入。

スチームボールセット、グリス封入
使ったのはベルレイのウォータープルーフ(耐水グリス)です。


最後にダストシールをセットして、余分なグリスを拭きとって終了(・∀・)

ダストシール装着
下のベアリングはステム側にセットします。
その辺りは次回。




交換したバーツ:ステアリングステムナット
ダストシールワッシャー
ステアリングヘッドダストシール
ヘッドパイプベアリング
ステアリングヘッドトップスレッド



※記憶になかったですけど、ステムナットトップスレッドも新品と
交換したようです。

新品のダストシール、ステムナット、トップスレッド
 

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