ずっとなんとなく心に残ってたものがありまして…
それはやっぱりキャブレター(・_・;)
「君の全てが知りたい!」
て訳じゃないんですけどw
せっかく最初についてたキャブが、トラファルガー・ローが心臓持つみたいに自分の手の中にある ( ̄ー ̄)ニヤリ
(何回か書いてますが、現在付いてるのはオクで落としたキャブです)
それを持って、見ていたら、ふつふつと開けたくなってきまして……
開けてしまいました (;´∀`)
と言う訳で、これからXLR250系のキャブクリーニングする方の役に立てばと、レストア?オーバーホール?の様子を記録してみました。
作業はマニュアルに沿って進めてます。
ドクンドクン…は言ってないですけど心臓?肺?
まずはトップカバーを外します。
中にはスロットルバルブがあって、それをジョイントから外します。
沈んでるので、持ち上げてスロットルバルブの切り欠きに合わせて引っ張り出して外します。
実物を見てないと分かりづらいと思いますけど、ジョイントはバネがストッパーになって外れない仕組みになってますので、そのバネを外してジョイントから外します。
スロットルバルブの内側のネジを2個外すとジェットニードルが外れます。
お次は加速ポンプ部を外していきます。
中にバネが入ってるので押さえながらネジを外し、ダイヤフラムとブーツ部分を抜きます。
いよいよフロート側。
カバーを外すと、よく見るフロートが顔を出します。
いきなり外さずに、とりあえず場所などを確認。向きなどもチェック。
フロートは真っ白を想像してたんですけど、肌色。
なんかすごいキレイだぞ…
上に乗ってるだけのジェットホルダを取り、ピンを抜いてフロートを取り外します。
そ~っと持ち上げましょう。フロートバルブはぶら下がってるだけです。
この三角錐の反対側がスプリングでピコピコする!超ミクロの世界w
とりあえずそれを置いたら、ニードル系を外しにかかります。
まずはやっぱり最初の状態を確認。
ニードルジェットとニードルジェットホルダを取り外します。
ニードルジェットホルダは一見一つのパーツみたいに見えますが、頭のメインジェット部分と分割です。スパナとマイナスで外します。
そしてニードルジェットホルダの下には、スロージェットというバーツがあるんですけど、これがハマっていて落ちてきません。
無理に取ろうとするとあちこちキズがいってしまう恐れがあるので一考。
針金を通して輪っかを作って、引っ掛けて抜く作戦!
まずは針金を通して、輪っかを作って…
ほら抜けた!w 針金の輪っかを戻して無事確保 (・∀・)
カバー、ステー系を外します。(外さなくてもOK 一応マニュアル通りに進めます)
最後ににパイロットスクリュを外します。
マニュアルでは最後にスロットルトップスクリュ(アイドリング調整のダイアル)を外して終了となってますが、それは別に問題ないと思ったので外してません。
パイロットスクリュで注意すべき部分として。
パイロットスクリュを外すと中にスプリングが入ってまして、それは注意してれば大丈夫だと思うんですけど、盲点なのがその下に入ってる小さなワッシャー。
こいつに気がつかないでやたらにひっくり返してしまうと間違いなく落としてロストしますw
先に注意して確保しておくか、今回のようにトレーなどの上で作業するようにした方がいいかと。
トレーの上じゃなかったらと思うとゾッとしますw
ちなみにガスケットは落ちてこないので、これを外そうと思うとかなり苦労するんじゃないかと…(;・∀・)
ここは針金作戦使えませんw
一方、マニュアルには外す指示ないですけど、ドレンスクリュを外しました。
あとは各パーツをクリーニングしていきます。極細の針金と虫眼鏡とかあると便利かも。
今回外したパーツ類と、使った工具など。
と言う訳で、この後ニードル系を中心にクリーニングしていった訳ですけど、ぶっちゃけすごくキレイでクリーニングの必要があったのか微妙です。
実際どんなものか見たことないですが、よく聞く「固着」状態みたいなものを想像してたんで、
かなり拍子抜けした感じ。
キレイにするのは楽しいので、思う存分キレイにしてやると思ってたんですけどね…(;´∀`)
逆にこの状態でエンジンかからなかったのは、他に原因があるのかなぁと、さらに分からなくなりました。
で、実際やってみた感想は………簡単(・∀・)b
でも例えばフロートバルブの先端がスプリングで、フロートがピコピコ動くようになってたり、ものすごい細かいパーツがふんだんで、テクノロジーの真髄が見れた気がします。
外見のゴツさからは想像できないほどミクロな世界です(・∀・)b
まぁ、これがキャブ4つとか、それこそ「固着」してるような状態だと、そんな悠長なことは言えなくなるのかもしれませんけど、あんまり難しく考える必要はないかなと。
特に専門パーツとかも必要ないですし、プラモデルとかクラフト系とか、細かいものを作ったりするのが好きな人なら十分できる範囲じゃないかと思います。
じゃぁ、これを載せ換えるか、と思ったんですけど、その時間と気力はありません…( TДT)
なによりもまず気力がないw
キャブ本体なら、テーブルの上にでも置いて手元で作業できるからいいんですけど、取り外し、取り付けがとにかく面倒臭い!(≧д≦)
キャブ自体の取り外し、取り付けがまず狭くて硬くて難儀するのはもちろん、当然キャブの作業の前後に、他のものの取り付け、取り外しがある訳で、オクで落としたキャブと交換したときのことを思い出すと、とてもやる気になれませんでした…orz
私の場合やっぱり直したり、いじったりする方が好きみたいで、そのせいでレストア終わった時点で「燃え尽き」てしまった訳ですけど (;´∀`)
元々はプラモデルとか木工細工とかの延長で楽しんでただけなので、メカニック的な資質はないんだろうと 。゚(゚´Д`゚)゚。
モデラー魂?クラフト魂?は燃えてても、鎮火してしまったレストア魂に再び火を灯すことはできなかったってことですね…orz
とりあえず最後に楽しませてもらったので、これで終了しようと思ってます。
コメント
こんばんは。
当方のブログに
コメントありがとうございます。
XLRのキャブは外しにくいですよね。
私の場合
オフ車はエアクリーナーBOXを外してから
キャブを外すのですが
XLRってエアクリも外しにくいうえに
サスのサブタンクも邪魔になるという
スペシャルコンボですからね(笑
キャブとガソリンを替えたら
エンジン掛かりそうですね。
バイクを手放すのは事情があると思うのですが
冬場は相場が下がるので
置き場所に問題がなければ
春先(3~4月)か梅雨明けがいいかと思います。
パーツも同時期に別出品のほうが
トータルで落札金額が上がると思われます。
コメントありがとうございます( ´∀`)
せめてサスのタンクがどうにかなってくれれば
全然ちがうんですけどね…
オク出品は、確かにこの時期にというのはちょっと悩みました…
ちょっとした事情があって今年中に、と思ってるんですけど、
もう少し考えてみようかなぁ…(´ε`;)ウーン…